東京駅と大垣駅を結ぶ臨時夜行快速列車 ムーンライトながら 運転を終了へ
特急券不要で乗れる臨時夜行快速列車 「ムーンライトながら」が2021年1月22日に運転を終了するとJR東日本とJR東海が発表しました。
ムーンライトながらとは
国鉄時代から大垣夜行として運行され1996年から岐阜県などを流れる長良川にちなんで現在の名称「ムーンライトながら」になったそうです。
このムーンライトながらは臨時の夜行快速列車で東海道本線の東京~大垣間を期間限定で運行していました。
下りは東京駅を夜に出発して朝には大垣駅に到着、上り大垣駅を夜に出発して朝には東京駅に到着します。
青春18きっぷのユーザーでも、指定席券(520円)を別途購入することで乗車できます。
なのでJRの普通列車(快速列車もOK)が乗り放題の青春18きっぷと合わせると安価な移動手段となりユーザーからの人気が高い列車でした。
青春18きっぷについては
2009年からは臨時列車として運行していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年3月以降は運行していませんでした。
2020年の夏以降は青春18きっぷ購入時に同時発行されるご案内の券に、ムーンライトながらに関する表記が削除されていたことから、鉄道ファンの間でも話題になっていたそうです。
運転を終了する理由
車両の老朽化に加え、深夜の高速バスや格安のビジネスホテルが普及し、利用者の行動様式の変化によって利用が減少したことが理由として挙げられています。
この日は新幹線の臨時運転計画も発表
JR東海はこの22日、2021年3~6月の東海道新幹線の運行を1日平均368本にすることも発表しました。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受けた2月末までの1日平均309本から約2割増やすとのこと。
大型連休期間中(4月28日~5月5日)は1日平均411本を運行するそうです。
この臨時列車の指定席発売は、当面の間、見合わせるそうです。
発売を見合わせる臨時列車については、今後の状況を踏まえて運転するか判断し、決まり次第、改めてお知らせするそうです。
定期列車については、通常通り指定席発売を行うとのこと。
詳しくはこちら
今後は東海道新幹線での最高速度が270km/hの700系電車は引退を迎える見込み
で車両をN700Aタイプに統一し全列車の最高速度を285km/h化するとのこと。
このようなことから増便が可能になるといったところでしょうか?
最後にムーンライトながらは運転終了となりましたが青春18きっぷはぜひ継続してほしいですね。
青春18きっぷについては
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