1.近鉄電車 週末フリーパスの概要
今回は近鉄電車で名古屋から大阪難波まで週末を利用して行くだけでも元が取れる
おすすめのきっぷを紹介したいと思います。

3日間全線乗り放題の近鉄週末フリーパスとは

※画像の発売額は値上がり前のものです。
近鉄週末フリーパスとは、近畿日本鉄道が提供する特別企画乗車券であり、週末を利用して広範囲な近鉄沿線を周遊したい旅行者向けに設計されています。
このパスの特徴は、指定された3日間、近鉄全線(ケーブル線含む)が乗り降り自由となる点です。
特急券を別途購入すれば、週末フリーきっぷでも特急に乗車することができます。
ちなみにJRの青春18きっぷでは特急券を別途購入しても乗車できないのでこのフリーパスは、ありがたいですね。
旅行者は交通費を気にすることなく、より自由に旅の計画を立てることが可能になります。
読むのが面倒な方はポッドキャストをご覧ください。👇
近鉄週末フリーパスの基本情報
発売期間は通年発売されていますが前売り限定のきっぷになり乗車日当日の購入はできませんので注意が必要です。乗車日の1ヶ月前から前日までなら可
インターネットからでもで購入でき、乗車日の30日前から5日前の12時までなら可きっぷの送料(1件600円)がかかります。
オンライン購入は自宅で手軽に済ませられる利便性があるものの、追加コストと早期の計画確定が必要です。
駅窓口購入は送料がかからない反面、駅に足を運ぶ手間と、前日までの購入という期限があります。
有効期間
本パスの有効期間は、指定されたご乗車開始日からの連続する3日間です。
具体的には、「金・土・日」または「土・日・月」のいずれかの組み合わせで利用可能です。
金曜日または月曜日が祝日の場合でも利用できる柔軟性がありますが、火曜日から木曜日までの祝日には利用できません。
パスが「週末」に特化した設計であることをご承知おき下さい。
価格
近鉄週末フリーパスの料金は、大人1名あたり5,000円、こども1名あたり2,500円と設定されています。
通常普通運賃は
片道:大人2,860円
往復:2,860円×2=5,720円
週末に利用するならお得になるきっぷです。
※2023年4月1日から運賃改定で値上げになり現在では5000円になりました。
葛城山ロープウェイ割引券付
片道または往復の1回限り50%割引券が付いてます。
葛城山ロープウェイ(正式名称・近鉄葛城索道線)は、奈良県御所市の葛城登山口駅と葛城山上駅(大和葛城山山頂付近)を結ぶ、全長約1.42 km・標高差561 m・所要時間約6分のロープウェイです。
近畿日本鉄道が直営する貴重な索道路線です。
購入方法と注意点
近鉄週末フリーパスの購入方法として主にインターネット通信販売と駅窓口の2つの方法があります。
繰り返しになりますが
インターネット通信販売では、ご乗車開始日の30日前から5日前の12時まで購入が可能です。ただし、1件につき600円の送料が別途発生します。
一方、駅窓口など(券売機)では、ご乗車開始日の1ヶ月前から前日まで購入できます。
オンライン購入は自宅で手軽に済ませられる利便性があるものの、追加コストと早期の計画確定が必要です。
駅窓口購入は送料がかからない反面、駅に足を運ぶ手間と、前日までの購入という期限があります。
直前まで計画が不確定な場合や、コストを最大限に抑えたい場合は、駅での購入を検討すると良いでしょう。
本パスは「前売りのみ」の販売であり、ご乗車開始日当日の購入は一切できません。
利用範囲と特急料金
近鉄週末フリーパスは、近鉄全線(ケーブル線を含む)で乗り放題です。
これにより、名古屋、大阪、京都、奈良、伊勢志摩といった主要観光地から、沿線の隠れた名所まで、広範囲を自由に移動できます。
重要な注意点として、本パスには特急料金が含まれていません。
特急列車をご利用になる場合は、別途特急券を購入する必要があります。
特急列車を利用して時間を短縮するか、または追加費用を抑えるか?
主要都市間(名古屋-大阪、名古屋-奈良、名古屋-京都、名古屋-伊勢)の移動には特急列車が推奨され、所要時間が大幅に短縮されますが、その際、特急料金が片道で1,340円~2,130円程度追加されます。
これにより、パスの総コストは当初の5,000円を大きく上回る可能性があります。
例えば、近鉄名古屋駅から大阪難波駅までの特急往復では、パス料金5,000円に加えて特急料金が約4,000円追加され、合計約9,000円となります。
これは、個別に普通運賃と特急料金を支払うよりも安くなる場合が多いですが、パスの「お得感」を評価する上で考慮すべき追加費用となります。
旅行計画の段階で、主要区間の移動に特急列車を利用するかどうかを明確にし、その分の特急料金を予算に組み込むことが極めて重要です。
近鉄週末フリーパス 表まとめ
| 項目 | 内容 |
| 大人料金 | 5,000円 |
| こども料金 | 2,500円 |
| 有効期間 | 連続する3日間 |
| 利用可能曜日 | 金土日 または 土日月 (金・月が祝日の場合も可) |
| 乗り放題範囲 | 近鉄全線 (ケーブル線含む) |
| 特急料金 | 別途必要 |
| 購入方法 | インターネット通信販売 (乗車開始日の30日前~5日前の12時まで、送料600円) 、駅窓口等 (乗車開始日の1ヶ月前~前日まで) |
| 払い戻し | 有効期間内で全券片未使用の場合のみ、発売箇所にて手数料500円 |
| 特典 | 葛城山ロープウェイ50%割引 |
2.近鉄週末フリーパスのメリットと活用術
主要区間を比較してお得感を検証
近鉄週末フリーパスの最大の魅力の一つは、長距離移動における顕著なコスト削減効果です。
例えば、近鉄名古屋駅から大阪難波駅までの片道運賃は通常2,860円です。
これを往復すると5,720円となり、パス料金5,000円を720円上回ります。
つまり、この区間を一度往復するだけでパスの費用を回収できる計算になります。
同様に、近鉄名古屋駅から吉野駅までの片道運賃は通常2,890円です。往復すると5,780円となり、パス料金5,000円を780円上回るため、このルートでもパスの経済的優位性が確認できます。

旅行者は少なくとも1回以上の長距離往復移動が含まれる場合、このパスの購入を強く検討すべきです。
その後の短距離移動は実質的に追加費用なしで行えるため、旅行全体の交通費を大幅に削減できるでしょう。
乗り降り自由の利便性
近鉄週末フリーパスは、その名の通り、有効期間中「乗り降り自由」という大きな利便性を提供します。これにより、目的地への移動だけでなく、途中の駅で気になった場所があれば気軽に途中下車して観光を楽しむことができます。
例えば、観光ガイドに載っていないような小さな町や隠れたカフェを発見する「寄り道」も、運賃を気にすることなく自由に行えます。
この柔軟性は、旅行の自由度を高め、より豊かな体験を可能にします。
偶発的な発見や予期せぬ体験を追求できるという、旅行の質的な側面を向上させます。
通常のきっぷでは、途中下車するたびに運賃が発生するため、心理的な障壁となりますが、フリーパスはそれを排除します。
旅行者は、主要な目的地だけでなく、沿線の小さな駅や町にも目を向けることで、パスの価値を最大限に引き出すことができるでしょう。
特典施設割引の活用
本パスには、葛城山ロープウェイの乗車運賃が50%割引になる特典が含まれています(片道または往復1回)。葛城山は自然豊かな観光地であり、この割引は山岳観光を計画している旅行者にとって魅力的です。
ただし、葛城山ロープウェイは定期点検のため、2025年6月5日(木)から2025年7月31日(木)まで運休予定であり、この期間中は割引特典を利用できません 。旅行計画の際には、この運休期間を事前に確認することが重要です。
3.他のお得なきっぷとの比較
近鉄鉄道は、旅行者の多様なニーズに応えるため、伊勢志摩、奈良、大阪、名古屋、京都など地域別に多種多様な割引乗車券を提供しています。
近鉄週末フリーパスは、これらの地域特化型パスとは異なり近鉄全線という広範なネットワークをカバーする「汎用的な」週末パスとして位置づけられます。
特定の地域に限定せず、近鉄沿線の複数エリアを横断的に巡りたい旅行者に最適な選択肢となります。
主要なフリーきっぷとの比較
近鉄沿線には、近鉄週末フリーパス以外にも様々な割引乗車券が存在します。それぞれのパスは異なる利用範囲、有効期間、特典を持ち、旅行者の多様なニーズに対応しています。
まわりゃんせ (Mawaryanse)
伊勢、鳥羽、志摩エリアに特化した4日間有効のパスです。
近鉄電車(発駅からフリー区間までの往復乗車券、フリー区間内乗り放題)、三重交通バス、鳥羽市営・志摩マリンレジャー定期船が乗り放題となるほか、志摩スペイン村を含む22の観光施設の入場・入館が可能です。
価格は、特急券付きが大人11,700円、特急券なしが大人9,300円です 。
近鉄週末フリーパスとの主な違いは、有効期間が4日間と長く、特急券(特急券付きの場合)や広範な観光施設入場料、現地でのバス・船の利用が含まれる点です。
ただし、利用範囲は伊勢志摩エリアに限定されます。
奈良世界遺産フリーきっぷ (Nara World Heritage Free Ticket)
奈良、斑鳩、吉野の世界遺産巡りに特化したパスで、1日・2日・3日コースがあります。
近鉄電車(フリー区間内)と奈良交通バス(フリー区間内)が乗り放題となり、各寺社や施設での割引特典も付帯します。
価格はコースにより異なり例えば
奈良・斑鳩(1日・2日)コースは大人1,800円~(1日、初駅:大阪難波~鶴橋・京都)、
奈良・斑鳩・吉野コース(3日コース)は
大人3,530円~(発駅:大阪難波~鶴橋・大阪阿部野橋・京都)、
近鉄週末フリーパスとの主な違いは、奈良エリアに特化しており、バス乗り放題が含まれる点です。
価格帯も低く設定されており、特定エリアでの集中観光に適しています。
上記の比較を踏まえ、旅行者は自身の旅の目的やスタイルに応じて最適なきっぷを選択することが重要です。
4.近鉄週末フリーパスを券売機で購入手順
近鉄週末フリーパスは券売機でも購入可能です。
購入手順は以下の動画でも紹介していますのでご覧いただければと思います。
駅窓口が混んでいる時には券売機で購入がスムーズです。
5.まとめ
近鉄週末フリーパスは、その広範な利用範囲とコストパフォーマンスから、特定の旅行者層にとって非常に魅力的な選択肢となります。
自由な「乗り降り」を楽しみたい方
費用対効果を重視する方
特急料金の追加を許容できる方
このフリーパスのメリット(長距離での費用回収、乗り降り自由、広範囲カバー)と、特急料金別途、前売り限定、特定祝日不可といった条件を総合的に評価するとこのパスが最も適しているのは単に安いだけでなく、週末に集中して広範囲を効率的にかつ自由に旅したいという明確なニーズを持つ旅行者であると結論付けられます。
近畿地方を中心とした観光をする方にはとてもおすすめのきっぷになります。賢く利用して、思い出に残る近畿の旅を満喫できるでしょう。
自分はこの切符を利用して奈良の吉野山を花見したり見伊勢神宮にお参りに行きました。乗り放題してかなりお得に利用することができましたね。
皆さん方の参考になれば幸いです。
最後に近鉄週末フリーパスの最新情報は必ず公式のサイトでご確認お願い致します。
近鉄電車公式のサイト


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